2016年2月15日月曜日

小説『Fate/Labyrinth』のメモ

©TYPE-MOON

原作:
TYPE-MOON

著者:
桜井光

キャラクターイラスト:

モンスターイラスト:
マタジロウ

出版:
角川書店


◆ストーリー
 ノベルゲーム「Fate/stay night」から始まったFateシリーズ。stay nightのもとになり同名のキャラクターも登場する「Fate/Prototype」、その前日譚「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」の登場人物である沙条 愛歌が迷宮に潜っていたノーマになぜか乗り移ったことから始まる。
 願望を叶える聖杯を手に入れるための聖杯戦争とは少し違う、亜種聖杯戦争により召喚されたサーヴァント達とともに迷宮を進んでいく。

◆キャラクター
・様々なFate作品からも参加している。
・主に活躍するキャラクターのみ掲載。

<マスター>
◇沙条 愛歌
・「Fate/Prototype」と「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」に登場したメインキャラクター。
・あらゆる魔術を自在に操れるほどの才能のある魔術師だが、ノーマに乗り移ったことで魔術の行使に制限がかかっている。

◇ノーマ・グッドフェロー
・本作の主人公的視点となっている。
・魔術は道具がないと不得手。

<サーヴァント>
◇セイバー
・「Fate/stay night」などに登場。
・「Fate/Prototype」と「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」のセイバーと同一人物だが、記憶の共有はなく、性別も男性ではなく女性。

◇アーチャー
・姿を消せる宝具を保有。

◇キャスター
・「Fate/stay night」に登場。
・魔術により空も飛べるローブの魔術師。

◇アサシン
・「Fate/stay night」に登場。
・毒手や投剣を使う黒ずくめに白い仮面の男。

◇グレイ(ランサー?)
・「ロード・エルメロイII世の事件簿」に登場。
・意志をもってしゃべる鎌を持った女性。




 今までなかなかなかった同シリーズの別作品同士の共演。初登場の各作品を知っていれば今までと違う部分も見られるし、同作品のキャラクターでもその作品を垣間見ることができるのでうれしかいです。
 「ロード・エルメロイII世の事件簿」は読んでいなかったのですが、今作にとってはちょうどよかったかもしれません。
 キャラクターの背景を掘り下げる内容でもなく、全体の勢いで展開していくので、1巻完結の作品としてシリーズ初見の人でもそこまで問題はないと思います。
 
 愛歌とセイバーの組み合わせが今作ではメインな要素といえるのでしょうか。本作では他作品のキャラクターたちの夢の共演が一番の見所です。

 「Fate/Ground Order」でLabyrinthパーティを組んで楽しんでます。


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