2016年5月16日月曜日

『転生したらスライムだった件』のメモ

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著者:
伏瀬

●ストーリー
 日本から異世界に転生したらスライムだったサラリーマンの急成長していく話。
 何も見えない、わからないような状態から世界規模の危機に対応するくらいまでを様々な視点から描かれる。
 
●キャラクター
○リムル=テンペスト(三上悟)
・元サラリーマンの30代男性だった。
・スライムになってからは無性。
・名前はヴェルドラに付けられ、「テンペスト」は自らがヴェルドラにつけたもの。
・捕食のスキルによって対象を取り込み、大賢者のスキルで解析して力にすることができる。
(○大賢者
リムルの質問に答えてくれるなど、便利な自立型スキル。)

○ヴェルドラ=テンペスト
・世界に4体のみ存在する「竜種」の1体、暴風竜ヴェルドラ。
・洞窟に封印されてもなお周囲に強力な魔力を漂わせる。
・リムルが最初に出会った存在。

○ゴブリン
・弱い魔物。子鬼族。
・洞窟を出たリムルと最初に交流を持った種族。

○ウルフ
・リザードマン並の強さの魔物。牙狼族。
・当初ゴブリンと敵対。

○オーガ
・リムルの村のある森、「ジュラの大森林」でも上位の魔物。大鬼族。
・オークによって存亡の危機に。

○リザードマン
・湿地帯の戦闘が得意な魔物。蜥蜴族。
・オーガたちと同様にオークに侵攻される。

○オーク
・ゴブリンよりは強いくらいの魔物。豚頭族。
・伝説の怪物「豚頭王」の出現により、狂ったようにジュラの大森林を蹂躙する。

○魔王
・世界に数人いる魔族の王。
・それぞれ種族が違い、各々が二つ名を持っている。

○ドワーフ
・鍛冶などが得意な亜人。
・ドワーフの国にはエルフもいる。

○異世界人
・地球から召喚された人々。
・特別な力を持つことが多い。
・子供にとって召喚は危険をはらむ。

○冒険者
・人間国があり、そこにあるギルドに所属する人々。

●小説

イラスト:

みっつばー

出版:
GCノベルズ


○1
ヴェルドラ、ゴブリン、ウルフ、ドワーフ、エルフ、冒険者との出会い。

○2
オーガ、リザードマンと出会い。そして、オークの軍勢との闘い。

○3
魔王ミリム=ナーヴァとの邂逅。上位の者から目をつけられ始めるリムル。

○4
イングラシア王国への旅。異世界人である神楽坂優樹や少年たちと魔王ラミリスとの出会い。

○5
聖騎士との闘い。リムル、怒りの反撃。そしてリムルは新たなステージへと上がる。悪魔族登場。

○6
魔王たちによる会議へと赴くリムル。

○7
リムルの村に侵攻する聖騎士たちとの闘い。


●コミック
漫画:
川上泰樹

出版:
シリウスKC

○1
 ヴェルドラに出会った後、ゴブリンとウルフを従えてドワーフの国へと出かける。

○2
 ドワーフの国から数人のドワーフを連れてリムルが主のゴブリンとウルフの村へ帰る。
 そして冒険者に出会い、問題を解決した後に、リムルは人を捕食することで人の姿を手に入れる。




 Webサイトの広告の漫画から興味を持って、「小説家になろう」の掲載分を数日かけて読み切りました。個人的には、番外編であり最終話後日談である「リムルの優雅な脱走劇」が一番好きかもしれません。
 基本的に主人公は負けず、仲間を大切にし、脅威と戦う内容の話です。主人公が魔物という珍しいタイプの話なので、自己投影するよりは主人公うらやましいとおもって読む感覚でしょうか。
 最終的には主人公が強くて勝利するので、主人公がいれば……と思うようなある種ヒーローショーのような展開を楽しんでもらえたらいいと思います。
 具体的なイメージを持たずに読んだので、コミックスでの登場を続巻に期待しています。
 Web小説に多い、異世界へいく話ですが、是非読んでみてください。




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