2016年3月30日水曜日

月の深海へ進む『Fate/EXTRA』のメモ

©TYPE-MOON ©2010 Marvelous Entertainment Inc.

 詳細はフェイト/エクストラ 公式サイトをご覧ください。

 PSP(プレイステーション・ポータブル)ゲーム『Fate/EXTRA』、TYPE-MOON作品の1つであるノベルゲーム『Fate/stay night』から始まったFateシリーズの1つ。

原作イラストは武内 崇さん(ゲーム外では設定イラストなどFate/EXTRAのキャラのイラストを描いている)ですが、本作ではワダアルコさんがイラストを担当。

◆ストーリー
 月の電脳空間が舞台の聖杯戦争。願いを叶えるとされる聖杯であり英霊(サーヴァント)を召喚するシステム「ムーンセル・オートマトン」へ到達するため、128組の魔術師(マスター)とサーヴァントたちがアリーナ(ダンジョン)や決戦場で戦い争う。

◆ゲーム
・公式サイトにてサーヴァントと遊べるゲームがある。
・アリーナ内は海中のイメージ。

◇バトル
・アリーナでは動き回るエネミー(敵)との遭遇戦。
・ATTCK<GUARD<BREAK<ATTACKのいわゆるジャンケンの三すくみの関係で1ターンに6回のコマンドを選択する。
・SKILL(特殊攻撃)や宝具(必殺技)、コードキャスト(マスターのSKILL)によって力関係を無視、相殺できるが、GUARDされた場合ダメージ量が減る。
・宝具はストーリーが進むうちに使用できるようになる。
・エネミーやサーヴァントによって相手のコマンドはおおよそ決まっている。つまり、ボス戦(サーヴァントとの決戦)の時などはパターンをメモすることで2回目以降に相手の行動が不明でも最善の手が打てる。
・バトルするだけでなく先に進むために必要なタスクがある。
・マスターに2つ装備できる装備(礼装)によっては遭遇前のエネミーに干渉でき、遭遇しても戦いが有利になる。

◇キャラクター
・セイバー(剣士)、アーチャー(弓兵)、キャスター(魔法使い)の3種類から選択し、育成しながら最後まで戦う。
・敵として、「空の境界」から両儀 式、「月姫」からアルクェイド・ブリュンスタッドが登場。
・全7回戦とその後に+1回戦、第4回戦前の分岐で4回戦目と6回戦目の敵が変わるので敵は10組の20人、隠しボスを含め21人。
・ゲーム内の教会でサーヴァントのステータスを強化できる。

※ゲームで手詰まりな方はFate/EXTRA フェイト エクストラ 攻略 Wikiをおすすめします。

◆CD、DVD
雑誌の付録や購入特典、ドラマCDやキャラソン、サウンドトラック。

ドラマCDの詳細はSound Drama Fate/EXTRA【HOBiRECORDS】をご覧ください。

全四章が発売予定、内容はゲームのシナリオに戦闘シーンなども加えたもの。

 省くところは省いて要点を抑えて演出されている。
 ゲームではプレイヤーとしてバトルをしていたところが描かれていて、ゲームでは味わえなかったやり取りを聴くことができる。音が特にない描写に音がついていたり、ゲームのように場面転換で音があるのでわかりやすい。

◇第一章「月の聖杯戦争」
プロローグと第1回戦

◇第ニ章「強きもの弱きもの」
第2回戦と第3回戦

◇第三章「セイジャのシカク」
第4回戦とその手前、そして第5回戦

◆書籍
攻略本、設定資料集、コミック各種など。

◇Fate/EXTRA ビジュアルファンブック
武内 崇さんによるキャラクター設定資料や他イラストレーターさんの版権イラストなどがある。

◇Fate/EXTRA MOON LOG:TYPEWRITER Ⅰ & Ⅱ
セリフの分岐も含む本編をまとめたシナリオブック全2冊。

◆アニメ
◇『Fate/EXTRA Last Encore』
・2017年放送開始
・ゲーム「Fate/EXTRA CCC」のオープニングと同様にシャフトが制作。



 実際に真名を探り、考えられる内容で、戦闘も含め原作Fateの聖杯戦争のように情報が大事になる。その分ゲームの難易度もあがるので完走するには時間がかかりそうです。
 比較的マスターとサーヴァントの関係が良好なので、それぞれの在り方も見どころです。これは他のFateシリーズと違って対戦して決着しなければならないからでしょうか。


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