2016年2月21日日曜日

小説『天久鷹央の推理カルテ』のメモ

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著者
知念実希人

イラスト

出版
新潮文庫


■ストーリー
 天医会総合病院に設立された統括診断部には、「診断困難」と判断された患者が訪れる。
 常識では考えられないような症状や事件を好んで関わろうとする女医、天久鷹央が謎の症状に診断を下していく。

■キャラクター
□天久鷹央
・27歳
・天医会総合病院統括診断部長
・天医会総合病院副院長
・優れた記憶力や知力を持つが、場の空気を読めず人付き合いが苦手。
・彼女の症状とは

□小鳥遊優(小鳥)
・29歳
・外科医をやめて内科医を志す。
・大学病院から天医会総合病院統括診断部へ派遣された。

□鴻ノ池舞
・研修医
・人懐っこい性格もあり、天医会総合病院統括診断部とも関わりが多い。

□天久真鶴
・天医会総合病院事務長
・鷹央の姉
・鷹央の心配をしている

□天久大鷲
・天医会総合病院院長
・鷹央の叔父
・鷹央とは対立関係。

■各巻
□天久鷹央の推理カルテ
・河童の話。
・人魂の話。
・赤ちゃんを身ごもった女子高生。

□天久鷹央の推理カルテⅡーファントムの病棟ー
・炭酸飲料の毒。
・夜の吸血鬼。
・病室の天使。

□天久鷹央の推理カルテⅢー密室のパラノイアー
・呪いの動画。
・男性に触れると生じる異常。

□スフィアの死天使ー天久鷹央の推理カルテー
・宇宙人による洗脳と宗教団体。
・鷹央と小鳥遊の出会った頃の話。

□天久鷹央の推理カルテⅣー悲恋のシンドロームー
・鷹央に解けない謎と瞬間移動した遺体。



 「スフィアの死天使」のみ、他の巻と比べて背表紙も表記が違うので注意が必要です。
 優れた能力を持ちながらも欠点の多い鷹央に注意してもらえると面白いかもしれません。
 何気ないことも病気につながったり、そんな病気もあるのかということがあったりと驚きや発見があります。


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